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「行」とは何か・・・

はては、

哲学的に考えるか

それとも宗教的に、いや信仰としてか・・・


修験者と山伏とは同じであろうか

ははは、読んで字の如し・・・とすれば
修験者は、「験(しるし)」を修めたものと言える

では山伏は、単に山に伏すモノのことなのか

うーん


瀧山の道は、その山伏達が拓いた道です

登山とは、基本として足(脚)で山を登るもので
手は余り積極的に使うものではない
いや一日歩いても一度たりとも使わ無いことのほうが多いと言い切れる


斜度が45度を越え、垂直に近くなるにつれ
人間の人体構造では
もはや足(脚)だけでは、登れなくなる

手を使いはじめ、それが繁盛になる時
三点支持という言葉が注意喚起として使われ
「登山」は、「登攀」という字に変わる


山を駆け巡る仙人修行の行者にしても
密教僧にしても
そして現代の登山者にしても
それは変わらない
そこでは1300年以上に渡って変わらず繰り返されてきた行為なのです

そしていよいよロープという道具のお世話になることに
「恥だなあ」などと、まったく感じない状況が続くと
それはもう登山ではなく、登攀の段階であると言っても過言ではなくなる

前瀧コースは、瀧を越える辺りからは登攀で山頂の祠を目指す道なのです

つまり垂直に山に突っ伏すしかない
まったくそれは山伏そのものなのです


山歩とした今回の瀧山の企画は
そういう振り返りを持って観ると「行歩」にカテゴライズしても
何ら異論はないでしょう


さて今回の瀧山で、どんな「験(しるし)」に近づくことができたのか
それは皆さんそれぞれの胸の内ということで、ははは

また来季に行歩入門として登攀しましょう


160mのロープ登り、大瀧コースにも挑戦の予定です

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