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●3名の方のお申込みをいただきましたので確定とさせていただきます
山歩【奇岩魅紅】
~奇岩の磐神信仰と心を魅了する紅く燃える木木~
△1127.6と記載されているだけです。その糸岳から、ビジターセンター方面の東に向け長い尾根が伸びています。その尾根の南は、“磐司岩”、北が“裏磐司”です。
この磐司岩には、白銀で被われた大猿「猿王」、その子とされる磐司磐三郎などに関する多くの伝承が残っています。
私のようなエミシ(蝦夷)であることに、少なからず(東北人として)誇りを感じる者にとっては、その伝承のいずれも、この二口の地に暮らしていたエミシと呼ばれた東北の山岳民族が、中央政権により征伐の名目で侵略されてゆく過程で従属化させられる、それに都合の良い物語仕立てになっているとしか想えないのです。
エミシの英傑アテルイやモレと同じように、この地方にも族長はいたことでしょう。エミシにとって“イワ”は、“カミ”の宿る神聖なものでした。この磐司岩の荘厳さは、疑うことなく東北一です。そういう意味では、エミシの間で知らないものはない程のものだったという想像は、磐司岩を観たことがあり、自然に畏敬の念を持つであれば共感できるものだと想いますが、いかがでしょうか。
そう観た時、“バンジ”ではなく、“バンジン”であったのではないかという想いになります。つまり“磐神”であり、“磐神岩”として畏れ崇め奉られていたのだろうと。
秋の“磐神岩”は、そのエミシの勇猛さを讃えるが如くに紅く燃えた木々とともに私達を迎えてくれることでしょう。
●実施年月日:2009年10月24(土)
※原則、雨天決行ですが現地状況によっては、復路を二口林道に変更する場合があります
●主な山:糸岳(1,227.6m)、小東岳(1,130m) 宮城/二口山塊
※小東岳は、行動時間の経過状況によっては行かない場合もあります
●コース:
往路:大東岳登山口~林道~二口キャンプ場~559m独標~806m独標~1093m独標西(薮抜け)~糸岳
復路:糸岳山~王岳~小東峠~小東岳~小東峠~樋ノ沢避難小屋~雨滝~大東岳登山口
※尾根上に登山道はありません。二口キャンプ場から林業作業道を進みます。約600m地点からは薄い踏み跡をたどることになりますので、ルートファインディング(道読み・踏み跡読みなどのこと)しながら進みます。岩塊を巻き、約地点手前では、700m地点では5~6mの岩壁を越えると、約850m地点までの約2kmの薮漕ぎが待っています。途中痩せ尾根もある変化に富んだルートです。尾根道以外は一般登山道です。
●歩行時間:往路3時間 復路4時間 合計7時間程度
●装備:日帰登山装備
※昼食、行動食を持参願います
※温泉入浴は、ありません
●集合場所/集合時間:送迎場所時間は、参加者にて調整します
※行動時間が長いので、早朝出発になります。
※仙台市内中心部であれば、ご自宅近辺の指定場所に送迎予定です
●会費:5,500円 ※飲物(珈琲)込みです
●募集:3~4名、最大4名
※3名の方にお申込みいただいておりますので確定しております
●募集締切り:原則10/15(木) 19:00とさせていただきます。
山彦恵方byKOH
●これをヒントにして独自に行こうとお考えの方へ
本ルートは、ボルダリング(又はクライミング)技術、地図読みによるルートファインディングを要します。それを確実に行える方によるリード&サポートなくして行くには、あまりに危険です。安易に真似しないでください。
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