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「土」の流れです
大地は、「だいち」で、「おおいなる“ち”」です
大きな精霊というコトタマです
大地は、多くの民族の共通認識として「大いなる母」、「母神」、「母なる精霊」です
これまた意訳的には、「おおいなる母なる精霊」が「だいち」です
その大地の大分部は、現実として地球の冷え固まった岩や石という物質です
土は、ほんの少しの表面にあるだけです
全ての土を集めても、この地球の地表を覆うに足りず
大地に敷いても数センチにしかならないとされています
その土が、大分部、生物の死骸であることを・・・忘れていませんか
木や虫、植物や動物、そして私達人間もなにひとつ例外なく皆、土に還ります
それが自然でした
大いなる地球の法則でした
現代社会の規範に従って私達日本人は灰にされてしまいます
できれば大いなる地球の法則どおり、土に還りたいものです
まあ灰になったとしても物質の循環としてみれば、地球の一部で在り続けることに他なりませんが
土とは、本来、あらゆる生命を支える食物連鎖のベース(根源)でした
土に種が降り、そして芽を出し、食べる・・・食物連鎖
全ての生命の物質の部品は、土から出発して、最後に、土に戻るのです
人間の身体も、他の生命を体内に取り込み、変化させて構成している
そのことを絶対的に否定できません
全ての生命は、土の変化とも云えるのです
一握りの土を手にする時、このような生命の循環に想いを巡らせて観ることで森羅万象の神秘を実感するのです
●余談
アメリカンインディアンが、大地に裸足で立ち、祈りのダンスをするということの本質を理解していただけましたか
水の循環も同じようなこと、そして火の意味につながるのです
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